平成30年度実務者向け研修会 報告

平成30年度実務者向け研修会が、以下のような要領にて開催されました。講師の方々の興味深いご講義や、参加者の方々の実務研修への積極的なご参加等により、研修会は成功裏に終了いたしました。
今回の研修会の実施に当たっては、ナノテック株式会社殿の全面的なご協力をいただきました。厚くお礼申し上げます。

日 時: 平成30年11月8日(木)13:15〜17:20(17:40〜懇親会)
場 所: ナノテック株式会社 3階 研修室
テーマ: 「DLC膜の基礎と国際規格化活用入門」

(1)研修会参加者:20名
講師:5(講義3+事業紹介2)
一般参加:11(すべて会員企業所属)
取材関係:3
事務局:1
研修指導:1
(実務研修参加:8)

(2)懇親会参加者:11名

主 催: 一般社団法人 DLC工業会
協 賛: 株式会社アルテクス、ナノテック株式会社
日 時: 2018年11月8日(木) 13:15〜17:20(17:40〜懇親会)
場 所: ナノテック株式会社 3階 研修室
〒277-0874 千葉県柏市柏インター南4番地6ナノテクノプラザ
テーマ: 「DLC膜の基礎と国際規格活用入門」
定 員: 15名
参加費: 会員 8,000円
非会員 18,000円

プログラム
司会 DLC工業会 監事 シュピンドラー 千恵子 氏
13:15〜13:20 会長挨拶 DLC工業会 会長 中森 秀樹氏

[A]講 義
(1)13:20〜14:00 「DLCの基礎と応用 〜成膜技術から評価まで〜」
DLC工業会 理事 平塚 傑工 氏
内 容:DLC工業会の紹介、本研修会の目的、DLC、成膜法、設計法、適用例、主な評価法、摩擦摩耗試験法のISO規格等について講義が行われた。
(2)14:00〜14:20 (株)レスカ 部長 新井 大輔 氏
内 容:一般的なスクラッチ試験法、マイクロスクラッチ試験機の原理、試験法、試験結果およびその検討法の例、DLC膜国際標準化に関連したラウンドロビン試験の結果等について講義が行われた。
(3)14:20〜14:40 「堀場製作所の分光計測技術のDLCへの適用」
(株)堀場製作所 和才 容子 氏
内 容:DLC膜の基礎、DLC膜の評価法としてのマン分光法、rf-GD-OES(高周波グロー放電発光分析法)、分光エリプソメトリーについて、その原理、測定及びその検討結果について講義が行われた。
[B]新規会員の事業紹介
(4)14:40〜14:55 「(株)ウエキコーポレーションの事業紹介」
(株)ウエキコーポレーション 部長 富田 明彦 氏
内 容:ウエキコーポレーション社の事業(ガス関連、化成品、表面処理等)の概要説明や商品紹介が行われた。
(2)14:00〜14:20 (株)レスカ 部長 新井 大輔 氏
内 容:一般的なスクラッチ試験法、マイクロスクラッチ試験機の原理、試験法、試験結果およびその検討法の例、DLC膜国際標準化に関連したラウンドロビン試験の結果等について講義が行われた。
(3)14:20〜14:40 「堀場製作所の分光計測技術のDLCへの適用」
(株)堀場製作所 和才 容子 氏
内 容:DLC膜の基礎、DLC膜の評価法としてのマン分光法、rf-GD-OES(高周波グロー放電発光分析法)、分光エリプソメトリーについて、その原理、測定及びその検討結果について講義が行われた。
[C]実務研修
研修場所 ナノテック分析センター
時 間 15:30〜17:20
内 容 複数の班となり、摩擦摩耗試験機(指導:深堀敏幸氏)、分光エリプソメーター(指導:和才容子氏)、マイクロスクラッチ試験機(指導:新井大輔氏)について、順次操作することにより、実務体験を行った。
実務体験後、中森会長より参加者に研修修了証が手渡された。

(研修会終了後、つくばエクスプレス「柏の葉キャンパス」駅近くの飲食店にて懇親会が催されました。)